APIIDIS
アピディス

住所 / 2 Rue de l'Écluse, Dijon

TEL /+33 (0)3.80.41.01.86

URL / http://www.apidis.mobi/

アピディス社はフランス・ブルゴーニュ地方ディジョンに本拠地を構える1890年創業のハチミツの老舗メーカーです。フランス・スペインなどのヨーロッパの国々を中心に季節や場所で違う最高の花の蜜を求めて、蜂の巣箱とともに移動、その行き先でハチミツを採取しています。ハチミツの採取は長年の経験から蓄積されるノウハウがものをいう仕事です。120年、5世代に渡って受け継がれてきたノウハウが最高のハチミツを生み出しています。

日本市場担当 トマ・ドゥコンバール=プロノー氏

アピディス社はフランスで最もハチミツの生産量が多い会社で、約4500個の巣箱を自社で管理しています。1890年から家族経営が続き、環境変化に対応しながらも伝統的な養蜂を守り続けています。
フランスには様々な種類の花が存在し、色々な環境に設置した巣箱からハチミツを摂取することができます。この恵まれた土地(テロワール)を活かすためには遊牧民のような働きが必要で、祖父からそのノウハウを受け継いできました。特にテロワールの選択は、ワインと同様に、ハチミツの品質を決める最も重要なポイントになることを学びました。

おかげで単一の花から採れるハチミツの種類も豊富に揃えることができました。巣箱の移動は、ミツバチが様々な種類の植物から受粉できるように、フランスの様々な地方へと季節ごとに少しずつ移り行われます。
収穫されたハチミツに熱を加えて殺菌することで滑らかな液状にする製法がありますが、自然に作られたピュアな状態を壊してしまうことになりますので、アピディス社のハチミツはミツバチの働きを尊重する意味でも殺菌は行わず自然なクリーム状のままに残すことで品質を証明しています。
祖父母は日本の魅力に惹かれていました。特に祖母は日本の文化や日本人の生き方を尊敬していました。私は2014年に初めて日本を訪れる機会を得ましたが、祖母から聞かされていた話しをすぐに理解することが出来ました。日本人の文化や環境を尊重する考えや思いやりの気持ちは、アピディス社の理念とまさに共通するものがありました。同じ思想を持った方々にアピディス社製品をお届けするということで、より一層祖父母が大事にしてきた「素晴らしい商品への探求」を大事にしていこうと思いました。
現在アピディス社のハチミツ製品は、29カ国の有名シェフらに使用され、その品質に満足して頂いています。

家族で培われた120年の歩み

1890年に創業家であるプロノー家によって始められて以来、現在まで5世代に渡って受け継がれているフランスを代表する養蜂会社です。ハチミツはもちろんのこと、ハチミツを使った製品を数多く手がけています。
アピディス社は、年間200~300トンのハチミツを生産するフランスで生産量の最も多い会社のひとつですが、常に伝統を守り、高品質のものを求め続けるこだわりをもったハチミツづくりを今日も続けています。

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アピですの役割
養蜂家として

約120年前、プロノー家は、自然界の作り物で最も古く高価なものとされているハチミツに惹かれました。以来プロノー家の人々は、5000万年前から存在する蜂を熱烈に愛しています。
現在、実質的に現場をとりしきる創業家5代目のトマも、いつも耳元で蜂がぶんぶん鳴る環境で育ってきました。子供の頃は、ディジョンの近くにあるVilly-en-Auxoisの街で遊び、祖父母から「姿の見えないミステリアスな女王蜂」の話や、「短い生涯にもかかわらず、疲れを知らずに花粉や花蜜を運ぶ働き蜂」の話について何度も聞かされながら育ちました。「500gのハチミツを作るのに、蜂は9百万個分の花の花蜜を吸い上げ、7000時間働かなければならない」という事実を知る人は多くないでしょう。少年の頃、夢中になって聞いたエピソードのひとつひとつが現在の蜂に対する大きな愛情の元になっています。
蜂が花粉や蜜を運ぶことで植物が受粉し成長していくことは、自然界の奇跡のひとつと言えます。アピディス社は、小さな蜂の一匹一匹がもたらしてくれる自然の恵みを我々に提供してくれる養蜂家のスペシャリストなのです。

ハチミツはワインのようなものです。産地や花の種類、作り方によって、様々な違いが生まれます。色は白色、金色、こげ茶色などの違いがあり、テクスチャーも流動性の高いものから、クリーム状のもの、結晶化したものまで存在します。味についても同様で、単一の花から採集したものと、数種類の花から採集したものでは全く違う味わいに仕上がります。

アピディス社では、ハチミツを採集する土地(テロワール)を慎重に選んでいます。花の品種の違いはもちろんのこと、ワインと同じようにテロワールのもつ特徴がハチミツに大きく反映されるためです。
しかし、どの花も開花の時期が異なり、また天候によって花の状態も左右されることから、蜂の巣箱を移動させることによって一番良い時期や場所を選んでいきます。このような遊牧民に似たような活動を3月から10月まで行い、ハチミツを採集します。
冬になると、蜂の巣箱は越冬のために比較的暖かいラングドック地方や南ローヌ地方などに移動させて、ゆっくりさせます。蜂の巣箱から取り出された木枠にびっしりとついているハチミツは、巣の穴の大半が固まり始めると適度に湿度がとび、濃厚になります。ここからハチミツが最終的に採集されますが、伝統的な製法にのっとって作られるアピディス社のハチミツは、トレーサビリティーの管理もきちんと行い、皆様に安心してお使いいただける製品づくりを心がけています。

数日間休ませた後、ハチミツはステンレス製タンクに移し替えられて、品質維持のために常温の部屋で保管されます。各タンクからサンプルを抽出し、ラボで検査をします。お客様の要望に合わせてフィルターをかけ、瓶詰されると、お客様にお届けする準備が整います。

お客様に豊富な選択肢を提供できるように、アピディス社ではバラエティー豊かなラインナップを用意しています。基本的にはアピディス社自身の手によって採集したハチミツを提供していますが、フランス国内では十分に育つことのできない花からあつめたハチミツは、一部買い付けたものを商品化しています。この場合においてもアピディス社の定めた品質基準をクリアできるパートナーからしか仕入れを行いません。

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私たちは体に良い物を作っています

自然から生まれるハチミツは、健康には優れた食べ物です。砂糖よりもカロリーが約20%少ないといわれるハチミツは、様々な健康商品の材料として使われています。また、自然治癒力を高める効果があるといわれています。
ハチミツは、炭水化物以外に、体に良い無機塩、抗酸化物質、酵素、ビタミンなども含まれています。
西洋の医学の祖と言われているギリシャの医学者ヒポクラテスは、ハチミツは長生きをするのに最良の食べ物と言っていたと言い伝えられています。
花粉、ローヤルゼリー、プロポリス、蝋などの成分は言うまでもありませんが、副作用の少ない自然医療でも、ハチミツを使った治療法は重要な役割を担っています。養蜂の仕事は、蜂のためでもあり人間のためでもあると言えるでしょう。

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アピディスのこだわり

私たちは、土地(テロワール)を大事にしています。単一の花の蜜からできるハチミツに関しては、半径3km以内に同じ種類の花が大半を占める場所を選んでいます。
ハチミツの品質は、蜂の巣箱の快適さも関係しています。大事にされたミツバチはよりまじめに働こうとします。その為に、アピディス社の巣箱は2層構造になっており、中心部はミツバチの住処と食料貯蔵庫、上部はハチミツの摂取場所となっています。

巣箱を移動する際は、できるだけ蜂を失わないためにも、蜂が比較的巣箱に戻っている確率の高い夜に行われています。夜に行なうのは高温によって蜜蝋が溶けないようにするためでもあります。
ハチミツの収穫の時期は、蜜が完璧に熟すまで待ち、緻密に選ばれます。蜜房は一つ一つ丁寧に収穫されます。蜜蝋の上積みが取り除かれ、ハチミツが抽出されると、フィルターにかけられ、10℃に設定されたタンクに保存されます。ハチミツの保存には香料、保存料などの添加物は一切加えられません。瓶詰される前に、試食と検査を行い、異常がないかチェックしています。
自然を尊重して拘ってできたアピディス社のハチミツは、最も厳格な品質規定をクリアし、何度も品質を保証するラベルを取得しています。

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トップシェフも愛用
エマニュエル・エブラ−

ヴァランスにある3つ星レストラン「Pic」などの有名レストランで修行を積んだ後、2007年にボーヌの南にある「ルレ・エ・シャトー」系列の「Abbaye de la Bussière」にスーシェフとして入る。2009年に料理長に就任し、現在1つ星レストランとビストロを担当する。

Q.いつから使っていますか?

約3年前から使っています。

どのハチミツが好きですか?

シャテニエ(栗)とフランボワーズが好きです。

どの素材がハチミツと相性が良いですか?

どのタイプのハチミツを使うかによると思います。例えばジビエ(野生の鳥獣)にはシャテニエ(栗)風味、フランボワーズ風味はデセールにリュバーブと一緒に使ったりします。それ以外にもハチミツは様々な素材と組み合わせることができます。

他社との違いは?

商品がとても安定していますし、1つの風味から得られる香りがとても豊かで素晴らしいと思います。

使用例は?

ジビエ(野生の鳥獣)のソース、デザートのグラサージュ、チョコレートのガナッシュの香りづけなどに使用しています。

使用の際の注意点は?

商品の風味を損なわないような使い方が重要で、熱を入れ過ぎないように気を付けています。

Q.新商品のアイディアを伺えますか?

季節によるインスピレーションや、新しい原材料との出会いからアイディアは生れています。

Q.メーカーとの関わり

作品の見直しや創造性のヒントになるような協力をし合える信頼できる関係です。

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