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ロワール / 仏ロワール / 仏

ロワール / 仏

ピエール・メナール / 
PIERRE MENARD

ピエール・メナール

ピエール・メナールは共同組合にブドウを販売する両親の家業を手伝っていましたが、素晴らしい土壌で育まれるブドウたちを共同組合に売ってしまうことが心苦しくてならず、ついに2013年に自身のワインを造り始めました。
スタートに選んだのは1920年に植えられた非常に樹齢の古いシュナンの樹が植わる1区画でした。化学的な農薬を使いたくないと考えていたピエールは、ファーストヴィンテージから早速環境に配慮した自然なブドウ作りを実践し時間をじっくり掛けてブドウ樹にとって最良の方法を模索しました。
スタートした2013年にはブドウの熟度に合わせて収穫を3回に渡って行ったのだとか。まだまだスタートしたばかりの若いドメーヌながらも期待値の高いドメーヌです。

ピエール・メナールのワインピエール・メナールのワイン

オリオン・アルファ(ORION ALPHA)

産地
フランス ロワール
種類
品質分類・原産地呼称
AOP ANJOU
コメント
◆カベルネフラン100%

FAYE D’ANJOUにある2つの区画から収穫されたカベルネフランを半々でアサンブラージュ。10年ほどの若い区画のブドウがカベルネらしい力強さと芯をつくり、クロ・デ・マイユの中にある少なくとも70年経つ古い区画のブドウがワインに軽やかさと繊細さ、華やかな花の香りを与える。土壌は粘土質で深部にはシスト土壌が広がる。粘土質の層があることで夏場に定期的に水分が必要となるカベルネフランには適した土地。手作業での除梗、約3週間のマセラシオン。プレスし、アルコール発酵後に樽詰め。マロラクティック発酵後の春にスーティラージュを行う。キュヴェ名はオリオン座を構成する大きな星の一つ、ベテルギウス(アルファ・オリオン)から。
オリオン・アルファ

ル・カール・デ・ノエル(LE QUART DES NOELS)

産地
フランス ロワール
種類
品質分類・原産地呼称
AOP ANJOU
コメント
◆シュナンブラン100%

FAYE D’ANJOUのLAYONにある南向きの片岩質の丘にある小さな区画に1920年代初めに植えられた古樹のシュナンブラン。ブドウの栽培は自然の摂理に則し手作業で行い、ブドウの病気などに対してはトクサ、スギナ、カモミール、ヤナギ、タンポポ、シダなどを用いた煎じ薬で対処します。(ル・カール・デ・ノエルは、畑の所在する場所の地名)

除梗は行わず、房ごと垂直圧搾機にてゆっくりと圧搾。1~3回使用された樽に果汁を移し、ブドウに付着している天然酵母により自発的に発酵が開始します。シュールリーで熟成させます。ヴィエイユヴィーニュ由来のみずみずしさ、果実味の豊かさを感じる際立って素晴らしいアンジュブラン。驚くほどリッチで深みがある完熟の果実のアロマ、スパイスのニュアンスも見え隠れする。余韻も非常に長く、非常に繊細な苦味を少し携えます。若いうちにフレッシュ感を楽しむこともでき、ボリュームのある果実味故に熟成を楽しむこともできるワイン。
ル・カール・デ・ノエル

ル・クロ・デ・マイユ(LE CLOS DES MAILLES)

産地
フランス ロワール
種類
品質分類・原産地呼称
AOP ANJOU
コメント
◆シュナンブラン100%

AYE D’ANJOUにある素晴らしいテロワールの区画。片岩質土壌の丘陵地。土壌を占める岩は、青く非常に硬く、一般的によく白水晶の鉱脈に覆われています。このキュヴェに使われるのは、最も標高の高い場所のシュナン。大部分は1993年に植樹された古樹、残りの少しは2012年に植えられました。ブドウの栽培は自然の摂理に則し手作業で行い、ブドウの病気などに対してはトクサ、スギナ、カモミール、ヤナギ、タンポポ、シダなどを用いた煎じ薬で対処します。除梗は行わず、房ごと垂直圧搾機にてゆっくりと圧搾。1~5回使用された樽に果汁を移し、ブドウに付着している天然酵母により自発的に発酵が開始します。シュールリーで熟成させます。
ル・クロ・デ・マイユ

ライカ(LAIKA)

産地
フランス ロワール
種類
品質分類・原産地呼称
IGP VAL DE LOIRE
コメント
◆ソーヴィニョン100%

FAYE D’ANJOUにあるCLOS DE LA ROCHEという小さな区画のソーヴィニョン。ブドウの栽培は自然の摂理に則し手作業で行い、ブドウの病気などに対してはトクサ、スギナ、カモミール、ヤナギ、タンポポ、シダなどを用いた煎じ薬で対処します。キュヴェ名は、ロワールでは前代未聞ともいうべき非常に珍しい片岩質の岩の土壌に植えられたソーヴィニョンの境遇を、1954年に宇宙船スプートニク2号に乗せられ世界で初めて宇宙に出て地球軌道を周回し素晴らしくも恐ろしい運命を辿ったメス犬ライカの境遇になぞらえ名づけられました。

除梗は行わず、房ごと垂直圧搾機にてゆっくりと圧搾。複数回使用された樽に果汁を移し、ブドウに付着している天然酵母により自発的に発酵が開始します。冬場は軽くバトナージュを施し、シュールリーで熟成させます。フレッシュさと繊細さがあり、洋ナシや柑橘類(レモン、グレープフルーツ)のような果実味が徐々に現れてきます。口に含むとふくよかでリッチなコクを感じると同時に非常にみずみずしさがあり、ソーヴィニョンというよりはシュナンの要素を感じてしまう味わいです。
ライカ
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