デルフィーヌ・カステルは自然派ワイン造りの世界ではまったくの初心者だが、その腕前は折り紙付き。2022年5月にワイン造りを始めた彼女は "ネゴシアン "であり、自分の畑を持たず、エコロジカルでビオディナミの原則に従ってブドウ栽培を行い、ブドウ畑と地球を尊重するという共通の価値観を持つ生産者からブドウを購入している。またブドウの収穫から瓶詰めまで、すべて手作業で行っている。無添加、無濾過、無清澄。妥協は一切なし。彼女は旧友のランベール・スピルマン(DOMEINE IN BLACK)から多くを学び、エミリアン・ルヴェール、イヴ・アンベルグといった他のワインメーカーから今も学んでいる。デルフィーヌは、ワイナリーでも私生活でも非常に自由な精神を持っている。オートバイ専門の整備士である彼女は、時間が許す限り、バイクに乗って世界中を旅するのが大好きだとか。