モンペリエとセートの間にあるエロー県のヴィック・ラ・ガルディオール(Vic la gardiole)に位置し、海から500m、都市化から免れた珍しい海岸林に囲まれている。ドメーヌは15年前からオーガニックで、2019年末にピエールが農園を引き継いだ。ガリッグの粘土石灰質の土壌と非常に乾燥したミクロクリマが、ミュスカ・プティ・グランに適したテロワールとなっており、6ヘクタールの畑にはミュスカしかなく、地元の伝統に従ってすべてゴブレで栽培。銅はほとんど使わず(気候も手伝って)、硫黄は3〜4回で十分な健康状態を維持できるそう(一般平均8回)。剪定方法の研究やマルソー・ブルダリア(marceau Bourdarias)のトレーニングで植物に対するイメージが変わり、時間が許す限りブドウに寄り添った優しい剪定を行う。