セドリック・ブシャールは、2000年にコート・デ・バール(シャンパーニュ地方の南端)に創立された小さなメゾン(RM)。「全く新しいシャンパーニュを造りだす若き天才」と言われ、2008年にはゴー・ミヨガイドで最優秀シャンパン生産者にも選ばれ、今や注目度№1。
彼の造るシャンパーニュはすべて同じ哲学。「単一品種、単一区画、単一ヴィンテージ」という特色で造られている。これは、自分が今どこの何を飲んでいるのか、その年に何があったのかを1本飲めばダイレクトに感じられるトレサビリティがはっきりしたものを造りたいという思いから。
「シャンパンを造っておきながらこういうことを言うのは笑われるかもしれないが、僕にとっては、シャンパンの泡は重要ではない、その後ろにあるワインが重要」これがセドリックの哲学。よってどのシャンパンにも共通していえるが非常に泡が繊細でガス圧の印象が優しい。