ブドウ栽培の文化が古代から続くシチリア州パキノで5世代続くブドウ畑を引継ぎ2017年に始まったプロジェクト。
ブドウ畑はヴェンディカリ自然保護区からほど近い「Contrada Buonivini(コントラーダ・ブオディーニ)」にあります。生物多様性と太陰暦を尊重して作業の時期を選び、主に手作業で極力自然な方法でブドウを栽培。ブドウの木は伝統的なアルベレッロ方式を用いる。鍬とハサミが一番よく使う道具で、肥料は成熟した有機肥料と緑肥だけを使用。
祖父母から受け継いだ「ワインはブドウ畑で作られる」という言葉を胸に、生産物、景観、伝統を守りながら生態系に配慮したワイン造りを行っている。