シモン・ルイヤールはもともと音楽界で生きていたが、農業などを手伝ったりすることで畑での働き方で生産者としてのありかたや考えを持ち始めた。2012年からジュラのドメーヌ・トゥルネルをメインに働いた後、ネゴスでのファーストリリースが2018年。2019年に1hのドメーヌを取得し、ファーストヴィンテージとなった。アンジュ地方特有のシスト土壌の土地でいくつものキュヴェを造る傍ら、ビオロジックでブドウを栽培している友人生産者達の協力のもと少量のネゴスワインも醸造している。自家畑面積 2ha (Anjou, Maine-et-Loire県 )。
シモンとは2019年にフランスのサロンで出会った。その当時試飲したものはファーストヴィンテージ、まだワインとして完成していないバレルサンプルであったが、とてつもないポテンシャルを感じられた。(by.庄本)