2025/07/28

「事業承継」についてお聞かせください


製菓・製パン・レストラン業界では、近年「事業を譲りたい」「独立・開業したい」といった声が多く聞かれるようになってきました。
少子高齢化やライフスタイルの変化により、後継者が見つからず、惜しまれつつ閉店するお店が増えている一方で、「いつか自分のお店を持ちたい」「技術を学びながら独立したい」と考える若い世代も確実に存在しています。
日仏商事では、そうした皆さまの声に耳を傾け、これからの課題や可能性を一緒に考えていきたいと思い、このたび事業承継に関するアンケートを実施いたします。

■事業承継とは■

お店や会社が大切にしてきた「想い」や「技術」、「お客様とのつながり」などを、次の世代へ引き継いでいくことです。
譲る側にとっては、これまで築いてきたものを未来へつなぐ手段となり、受け継ぐ側にとっては、設備や顧客・商圏を引き継いで、スムーズにスタートできるというメリットがあります。
最近では、後継者不足や廃業の増加といった課題を背景に、事業承継が注目されるようになってきました。大切に育ててきたお店や技術・雇用を守り、業界の未来を支えるためにも、今あらためて考えていきたいテーマです。

■事業承継のパターン■

「事業承継」とひとことで言っても、その方法はさまざまです。
ここでは、よくあるいくつかのパターンをご紹介します。ご自身の状況や目指すかたちに合わせて、参考にしてみてください。

⑴ 居抜き物件を引き継ぐ
お店の機械や設備をそのまま使えるスタイルです。
新しく機材を選んだり設置したりする手間が省けるため、時間も費用もぐっと抑えられます。
場合によっては、売れ筋商品やお客様の傾向など、これまでのお店の「知恵」も引き継げることがあります。

⑵ 屋号を引き継ぐ
長年親しまれてきたお店の名前をそのまま使うことで、地域のお客様に安心感を持ってもらいやすくなります。
ゼロから始めるよりも、宣伝や集客の負担を軽くできるのが魅力です。

⑶ 経営を引き継ぐ
お店の運営そのものを引き継ぐスタイルです。
たとえば「製造には集中したいけれど、経営を任せられる人がいない」といった場合に、経営だけを別の方に引き継ぐことで、事業を続けていくことができます。

■アンケート対象■

・後継者を探している方
・店舗や技術を引き継ぎたいと考えている方
・独立・開業を目指している方
・居抜き物件や技術継承に関心のある方

❏アンケート締め切り日:8月27(水)


私たちが直接マッチングや物件紹介を行うわけではありませんが、皆さまの声をもとに、業界の課題やニーズを把握し、より有益な情報や企画をお届けすることを目指しています。
ぜひ皆さまの率直なご意見をお聞かせください。

ページ先頭へ戻る