CACAOBARRY CacaoCollective イベント開催
2016年11月28日、パリにて、CacaoCollectiveイベントが開催されました。

当日、時間数分前にパリ9区にあるレストラン バーのL’ENTREE DES ARTISTES(ラントレ デ ザルティスト)を訪れました。そこには数名の見慣れたカカオバリーの社員が。日本的にはこの後、時間通りに司会が現れて、今日の主旨なんていうのを発表して、シェフたちが紹介されて、料理やカクテルが運ばれて、紹介されて・・・なんて想像に難しくない展開が待っているはずですが、ここはフランス、全くその気配がありません。定時を過ぎて、人もたくさんあつまってきて、なんとなく、スタートです(笑)。
この後、次々とこのレストランのシェフであるフレデリック ヴィルジケル、パティスリー アシッドマカロンのシェフ ジョナタン ブロ、ミクソロジストのスリヴァン ド の3名がその才能を発揮し、数々のチョコレートに関する可能性が披露されました。


チョコレートのアクセントのきいた しいたけのラビオリ

ホタテのソテー チョコレートムースソース

集まったシェフパティシエの皆さんはパティシエのアイデアだけに注目するのではなく、チョコレートには一見して畑違いの素材に思える料理人やバーマンの出すアイデアにも注目し、そこからインスピレーションを得て、自身の創造性を高める、この空間を共有する仲間たちとの会話でそこに弾みをつけるという内容でした。
カカオバリーでは講習会や勉強会ではなく、こういった感じの少し砕けたパーティー形式のイベントも開催しています。集まるのはプロの皆さんばかりですから、出てきたものを味わいながら、これはこうだ、ああだ、議論しながら素材の組み合わせなどに関して、知識と経験を重ねていく。まさにインスピレーションと創造性を高めていくことに貢献したいという想いからです。