2018.05.5

日本人がフランスで生活するには?【パティシエ通信Vol.6 ②】

フランス在住のパティシエールはどんな生活をしてるの?

今回のパティシエ通信Vol.6②は、

フランス・ジャルニー在住のパティシエール”岸さん”にフランスでの生活についてお聞きしました。

では岸さん宜しくお願いします。

 

ギャップも感じながら始まったフランスでの生活


-フランスに来て日本との生活にギャップを感じましたか?

岸さん:
正直、フランスに来た時はギャップばかりでした。
でも今はそのギャップも含めてフランスが好きになりました。

-現在住まれている場所はどのように探されましたか?

岸さん:
私が今住んでいる場所は、お店が所有しているアパートでその一室を借りています。
ですので、現地で探したり契約したりすることはありませんでした。

-現地での家賃は?部屋の広さは?

岸さん:
家賃は、260ユーロ(日本円で約34,000円位)。
部屋の広さは、ワンルームマンション位の広さになります。

現在私が住んでいる部屋

-朝・昼・晩の食事はどうされていますか?

岸さん:
基本的に、自炊をしています。

お昼は、休憩時間が30分程もらえるので、簡単なお弁当を持って行っています。
便利なコンビニエンスストアやファミリーレストランなどは周辺にはないため、私以外の従業員もお弁当を持って来ています。
お弁当には、世界最小と言われている”クスクス”というパスタや”キヌア”という穀物を調理した物が多いです。

朝も昼も時間に制約があり手の込んだ物や十分な量も食べれませんので、夕食は一番楽しみにしている時間です。

次の写真は、最近私が作った夕食です。

セロリのマヨネーズ和えと鶏肉とベトラブ(赤かぶ)のトマト煮

 

カボチャのスープと鶏肉とレタスのクリーム煮

夜は必ずワインも飲みますよ!!

料理をする際は、現地の食材を知る為に、現地の旬の食材を使うようにしています。
パティシエは、体力と健康第一なので、食生活・健康にも気を使ってます。

-食材の調達はどのようにされていますか?

岸さん:
近くにあるスーパーで調達します。 次の写真は私がよく行くスーパーです。

-日本のスーパーと違う所はありますか?

岸さん:
そうですね、大きく違う所はないのですが、フランスらしくパンのコーナーにはフランスパンがいっぱい陳列されています。
1本売りだけでなく、4本セットになっていたりします。
それだけフランスパンは消費されているという事ですね。

菓子パンなども販売されていますが、日本のように個包装されておらず、日本でお惣菜を入れている透明パックのような容器に詰められて売られています。

日本の調味料や食材は取り扱っている種類は少ないですが、手に入りますよ。

フランスで売られている日本の食材は輸入品という事もあり、値段は日本で買う3倍位の値段です。
意外にもフランスに来てからは、日本食を作るという機会があまりなく隠し味にダシを使う程度です。
郷に入っては郷に従えではないですが、フランス現地の旬の食材や材料を使いフランスを理解するようにしています。

生活しているとギャップを感じたりする事も最初は多くありましたが、今では現地の習慣や文化も理解し、日本よりも住み心地が良いかも知れません 笑

 

休みの日をフル活用。充実したオフの日が仕事にも活かされる


-リフレッシュ方法は何ですか?

岸さん:
職人の方はご存知だと思いますが、パティシエは本当に体力勝負!!なんです。
ですので、私の場合は休みだからといってダラダラ過ごすのではなく、ジムに通ったり、プールに行ったりとアクティブに動いています。
そのおかげで、仕事の時もスタミナを切らさずいつも100%の力で仕事に臨めるんです!!

-長期休暇はどのように過ごされていますか?

岸さん:
長期休暇の際は、普段行けない場所に観光をしに行ったり、食べ歩きをしたりしています。
こちらも、フランスの各地方の文化や食材、お菓子を学ぶ良い機会になります。

岸さんありがとうございました。

今回のVol.6 ②では、渡仏後の生活について岸さんにお聞きしました。

やはり異国の地での生活ではギャップが多いようですが、そのギャップも受け入れながら現地の生活を楽しむというのがポイントなのかもしれません。

では次回Vol.6 ③では、職人の皆さんが一番気になる現地での仕事についてお聞きした内容をご紹介します。

次回Vol.6 ③もお楽しみに!!

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