2024/05/10

洋酒を使った美味しい料理を学ぶ
フレンチシェフによるレミーコアントロー社製品を使ったフランス料理講習会【開催レポート】

3月上旬、香川調理製菓専門学校にて、レミーコアントロー社の洋酒を使った料理講習会を開催しました。
今回は、講習会の様子とともに、講習会で提案した料理を紹介します。

レミーコアントロー社とは
華やかなカクテルを作り出すベースのお酒としてはもちろん、製菓・製パンの世界をも魅了し続けるレミーコアントロー社。
ビターとスイートの異なる品種のオレンジを厳選し、果皮を漬けたアルコールを蒸留して作られている定番商品『コアントロー』をはじめ、ブランデーやラムなども取り扱うフランスの一流洋酒メーカーです。

レミーコアントロー 商品一覧はこちら

今回はレミーコアントローの数ある商品の中から3種類の洋酒をピックアップ。
・コアントロー 54°
・サンレミー ブランデー XO 60°
・マウントゲイ ラム 55°

お菓子やパンの材料や、カクテルなどのドリンクとしても人気が高い3種類の洋酒ですが、実は料理との相性も良いのです。
講習会では、来日したサミュエル・アルベール氏よりそれぞれ3種類の洋酒を使った前菜・メイン・デザートの全9品の料理をご紹介しました。

講師紹介


サミュエル・アルベール氏
レ・プティ・プレ オーナーシェフ

▼Profile
1988年、フランス・ロワール地方出身。
19歳の時、モナコのメトロポール・パレスでジョエル・ロブションの門を叩く。
その日から、成長したい、旅をしたい、技術に磨きをかけたいという思いが強くなり、友人とともに、世界を巡ることを決意。
イギリス、スイス、オーストラリア、中国、そして最後に日本を周り、日本ではベルギー大使館で料理長を経験。
10年間、海外でキャリアを積み、権威ある料理コンクール「TOP CHEF」で優勝。
その後、フランスに戻り、旅からインスピレーションを得た最初のレストラン「レ・プティ・プレ」を開く。
現在は、2店舗を運営。

香りの高い洋酒で食材を引き立てる、シェフのレシピ


デモンストレーションでは、飲料用とは異なるより香気成分が多く含まれるレミーコアントローガストロノミー商品を使用することで、素材同士のバランスを良く引き立てられ、ふんわりと香りをまとわせるテクニックや、食材を引き立たせる洋酒の使い方を数多く紹介しました。
日本のベルギー大使館で腕を振るっていたシェフだからこその感性で、出汁や柚子胡椒など和の食材を使った和洋折衷の料理の数々に、多くの受講者が魅了されていました。

実際にご紹介した料理9品をご紹介します。

コアントロー 54°を使用した料理


前菜:金目鯛のセビチェ、オレンジとヘーゼルナッツのチャツネ、コアントロー柚子胡椒ヴェネグレット

 

メイン:鴨胸肉のフランベ コアントロー風味デコポンシュプレーム、コアントローと山椒のソース

 

デザート:コアントロー風味のオレンジ、オレンジムース、ブラッドオレンジとアーモンドクランブルのインサート

サンレミー ブランデー XO 60°を使用した料理


前菜:ブリの炙り、サンレミー風味の出汁、ほうじ茶

 

メイン:鶏のグリル、サンレミー風味のみたらしソース

 

デザート:クリームブリュレ、紅茶、サンレミーブランデー風味

 

マウントゲイ ラム 55°を使用した料理


前菜:海老のラム・フランベ、オカヒジキの甘酢ソース

 

メイン:サーモンのグリル、ブール・ブラン・ラムバニラ

 

デザート:スフレ・ラム、ココナッツ、沖縄のバナナ添え

料理のデモンストレーション終了後には、ご参加いただいた皆様へご試食を提供しました。

いままでにない和の食材と洋酒の組み合わせに驚きながらも、皆様美味しそうに召し上がっている姿が印象的でした。
参加者からは「シェフの洋酒の使い方が目から鱗だった」「真似したいテクニックが多くて勉強になった」などの感想が寄せられ、拍手喝采で幕を閉じました。

受講者には、レミーコアントロー社と弊社からお土産として、レミーコアントロー社製品のサンプルやロゴ入りエプロン、メゾンドゥマールのホテルパンサイズシルパン・シルパッドなどを進呈させていただきました。

講習会の動画やレシピは後日N&Fマガジンにて掲載を予定しています。
ぜひお楽しみに!

最後に…


今回の講習会を通して、洋酒の使い方の幅が広がり、製菓製パン・ドリンクだけではなく料理の材料の1つとして使っていただくきっかけとなれば幸いです。
次回は講師として登壇したサミュエル・アルベール氏のインタビュー記事をお届けします。

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