2018/06/28

パリに新たなアイスクリーム専門店が開店!【LA GLACERIE PARIS】

パリに新たなグラスリー(アイスクリーム専門店)が開店しました。

MOF(フランス最高職人賞)のグラシエ(アイスクリーム職人)ダヴィッド・ヴェスマエル氏が LA GLACERIE PARIS (ラ・グラスリー・パリ)をパリ市内マレ地区に6月21日オープン。

彼のモットーは「素材が自然にもつおいしさを引き出す」グラス作り。そのため、牛乳、生クリーム、卵、お砂糖など、主要原材料のおいしさにこだわり抜いています。

そこにフランスを中心とした各地から選りすぐったフルーツを合わせます。彼の持つグラス作りのノウハウを生かし、原材料たちを合わせて適度に熟成させ、アイスマシンにかけて、仕上げていきます。

オープン当初からパリは真夏のような暑さになるというラッキーも手伝い、すでに連日、多くの人が列をなす人気店となっています。

LA GLACERIE PARIS (ラ・グラスリー・パリ)

場所はマレ地区の西端、デパートBHVの北西側。多くのパリジャン、観光客が通りを行き来する地域です。この日も昼過ぎにはすでに行列が。

LA GLACERIE PARIS (ラ・グラスリー・パリ)

店内にはダヴィッドも顔を出していました。普段はラボのあるフランス北部のリール近郊にて製品づくりに励むダヴィッドですが、パリのお店の状況も気になるとのことで、しばらくは頻繁にリールとパリを行き来するとのこと。

LA GLACERIE PARIS (ラ・グラスリー・パリ)

店舗内にはチョコレートアイスバーやマカロン状、ブール状のアントルメ・グラッセ(創作アイス)などを飾る美しいショーケースが。

LA GLACERIE PARIS (ラ・グラスリー・パリ)

通りに面した店舗入り口付近には、定番のスクープ用アイス。17種類のグラス、ソルベが常時あります。

特に旬のフルーツを意識したいとのことで、商品は季節によって入れ替わりがあります。新規オープンから1週間たったここまでの売れ筋は
1.バニラ
2.キャラメル
3.フレーズ(いちご)ドゥ・ラ・ガリゲット
4.ピスタチオ
5.ショコラ とのことでした。

そしてこのお店の目玉が持ち帰り用のグラス。
このお店では通常のバケツ型ではなく、チューブ型になっています。

LA GLACERIE PARIS (ラ・グラスリー・パリ)

少し見えにくいですが・・・

通常バケツ型の場合、家では冷凍庫から出して、大きなスプーンですくってお皿に出しますが、固くて結構苦労しますよね?皆さん経験あると思います。出した直後はガリガリスプーンで削るも手が痛くて、ちょっとあきらめそうになったことが・・・

しかし、チューブ型だと包丁などで好きな厚さに簡単に切れるのです。(写真はホームページから借用)

LA GLACERIE PARIS (ラ・グラスリー・パリ)

こんな感じのチューブ状になっていますので、簡単に切れます。しかも、家で一手間いれると自作のアイス菓子も簡単につくれるという一石二鳥なチューブアイス。

LA GLACERIE PARIS (ラ・グラスリー・パリ)

アイスの上にちょっとしたトッピングでお店のようなアイス菓子も可能になりますよ。

こういうアイデア、提案がダヴィッドならではの感性。

何個でもいけそうなほど、どれもおいしいアイスばかりでした。

LA GLACERIE PARIS (ラ・グラスリー・パリ)

LA GLACERIE PARIS
13, RUE DU TEMPLE 75004 PARIS

URL: https://www.laglacerie.fr/

この夏、何度も足を運ぶこと間違いなし、のお店です。

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