2017年パリで一番話題のパティスリー Le Meurice par Cédric Grolet
LA PATISSERIE DU MEURICE PAR CEDRIC GROLET
今、パリで一番話題のパティシエ、セドリック・グロレ (Cédric GROLET)。
セドリックのインスタグラムはこちらから
2017年の最高レストランシェフパティシエ賞を受賞したパティシエです。
これまでセドリックのお菓子を食べようと思えば、自身がシェフ・パティシエを努めるパラスホテルのLe Meuriceでいただくしか方法がありませんでした。しかし、あまりにも話題になりすぎてレストランおよびサロンは連日満席。予約もいつとれるのかわからない状況。しかもお菓子一つが最低でも20ユーロ以上。お茶も一緒にいただくなると、ティータイムから相当な金額を覚悟しなければなりません。
それが昨年から「どうもセドリックがお店を出すらしい」、「独立するのか?」などと話題になり、その後、所属するル・ムーリスの名前で販売店を出すと発表され、先日3月20日にお店がオープンした、といういきさつです。
開店直後は連日長蛇の列。1時間以上待ちなんていうのはざら。4月に入っても1時間待ちの日が続き、ようやく落ち着いてきたかな、という4月第2週目に改めてお店を訪ねました。それでも入店まで30分待ちました。
お店はパリ中心地でもど真ん中。ヴァンドーム広場とチュイルリー庭園を結ぶカスティリオーヌ通りにあります(6, rue Castiglione 75001 Paris)。
お店にはドアマンがおり、入店するお客さんを整理します。店舗に入れるのはこの日は3組のみ。買い物を終えて1組出てくると代わりに1組入店できる、という仕組みでした。
店内に入るとまず、何があるか、見まわします。
どのお菓子もとてもきれいに丁寧につくられています。
4つ購入してみました
アンディヴィデュエルだけど結構なお値段のするシトロン・ヴェールとノワゼットに関してはセドリックのこれまたシグネチャーパティスリーの一つフルーツシリーズです。フルーツそっくりに模した外観を割れば、ぱっくりと割れたフルーツからフルーツが飛び出してくる、あれですですね。
シトロン・ヴェールのほか購入したのはノワゼットを除くアンディヴィデュエル3種類、小さなお菓子を4つ購入して約50ユーロ。
どのお菓子も素材の味が非常に際立っていて、おいしいものばかりでした。個人的にはフルーツを使ったお菓子の味わいがよかった。どれもフルーツの味がしっかりと引き出されていて、合わせているハーブやソースなどとの相性もばっちり。
本職であるレストランデセールとは違いますが、それでもセドリックの作り出すお菓子をお店で気軽に購入できるようになり、うれしい限りです。
今、パリで一番話題のパティスリー Le Meurice par Cédric Grolet のご紹介でした。
6, Rue Castiglione 75001 Paris
営業時間は正午から。お菓子が売り切れると閉店です!