2015.08.18

番外編:ストックホルムのパン

先日、週末を利用してスウェーデンを訪れましたので、番外編として、スウェーデンのパンやお菓子を紹介したいと思います。

今回訪れたのは首都ストックホルムのみでしたが、フランスとは同じヨーロッパ内のパン文化の国でも違いが明確で楽しめました。同じアジアのお米文化である日本とタイが違うことと同じでしょうか。

本日、紹介したいのはパンです。
(スウェーデン語は全くわかりませんし、会話はすべて英語で行い、入手した情報ですので、間違いがあるかもしれません。スウェーデンのパンに詳しい方、ご指摘いただけますと幸いです)

スウェーデンの主食はフランスと同じく、パンです。レストランで食事しても必ずパンがサービスされますし、街中にはパン屋さんがたくさんあります。ただ、食べられているパンが少しフランスのものとは違いました。

フランスではバゲットが一番食べられていますが、スウェーデンでは大きなパンをスライスしたものがメインのようです。丸く成型されているものもありますし、食パン型に入れられて焼かれたものも多かったです。原材料は小麦粉のほかに、全粒粉、ライ麦などがメイン。そのほか、シリアルやシード(種)が使われていることも多いようです。また、イーストではなく、サワー種のパンも多いとのこと。

バゲットはといえば、フランスのものとは大きく異なり、どちらかといえば成型なしで、クープなし(もしくは浅くクープされていているもの)、生地を長く伸ばしただけのものが多かったです。フランスで見られるいわゆる普通のフランスパンは見かけませんでした。

サンドイッチに関しては、近年、日本でも紹介されているように、いわゆるオープンサンド(Smörgas)が有名ですね。カフェなどで軽く食事をする際によく食べられているようですが、もちろんパン屋さんでも売られています。具材は甘エビかサーモンが圧倒的に多く、生ハムなども見かけました。もちろん、2枚のパンではさむ普通のサンドイッチも売られています。

見づらいですが、レタスの下にスライスされたライ麦のパンがあります。カフェでのスモーガス。

パネオトラッドのような四角いパンのサンドイッチが多かったです!

甘いパン(Kaffebröd)の代表格がシナモンロールでしょうか。シナモンだけではなく、カルダモンロールもありましたし、その二つがミックスされているものもあります。生地はシンプルな菓子パン生地に近いものですが(多くのパンが日本の菓子パンのように歯切れのよいものではなく、どちらかといえばくちゃつく感じが強かったです)、さらにスパイスやシードが多用されているものが多く、甘さはそれほど強くありません。どちらからというとスパイスの強さが印象的なパンが多かったです。
どこのパン屋さん(お菓子屋さん)にもこのパンがありました。日本でいうところの、あんぱん?クリームパン?といった感覚でしょうか。

最後に、フランスでは見かけたことがないパン。薄いものなら2mmくらいそれ以下のものもあったでしょうか、とにかく薄く、平べったい硬いパン、クネックブロート(Knäckebröd)です。多くはライ麦がベースのようですが、いろんな植物の種(アニスやフェンネル、クミンなど)を加えたものや樹皮が入っているものもありました。レストランのパンバスケットの中にも必ず何種類かこのクネックブロートが入っていました。

レストランではバスケットに色々な種類のパンが入ってテーブルにサービスされます。バゲットもしくはカンパーニュをスライスしたものが1種類(多くて2種類)のフランスよりも多くのパンが味わえて、それだけで幸せな気分になります。もちろんバスケットにパンがなくなると、新しいものを持ってきてくれます。これだけ多くの種類のパンが存在するスウェーデンの人たちは間違いなく、パンが大好きな国民と言えそうです。

今回訪れたおいしいパン屋さん

・VALHALLA BAGERIET
VALHALLAVAGEN 174, 11527 STOCKHOLM

・TYSTA MARI
(エステルマルム市場内)
OSTERMALMSTORG, 11439 STOCKHOLM

・GREEN RABBIT
TEGNERGATEN 17, 11140 STOCKHOLM

・BAGERI STINAS
TEGNERGATEN 18, 11140 STOCKHOLM

・NYTORGET URBAN DELI
NYTORGET 4, 11640 STOCKHOLM

・THELINS
HOTORGHALLEN 3, 11157 STOCKHOLM




次回はお菓子を紹介したいと思います。

 

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