2017.07.21

フランスでの母の日は?【パティシエ通信Vol.3】

フランスでの「母の日」はビックイベントだった。母の日に贈るお菓子やお祝いの仕方について調べてみました。

今回のパティシエ通信Vol.3は、
フランス・ジャルニー在住のパティシエール”岸さん”より、フランスでの「母の日」についてレポートをいただきました。

それでは”岸さん”宜しくお願いします。

 

フランスの「母の日」は??


今回は、フランスでの「母の日」についてご紹介します。

日本とは日にちが異なり、5月最後の日曜日が「母の日」になります。
今年は、5月28日(日)でした。

日本ではカーネーションが代表的な贈り物として挙げられますが、フランスではどのような贈り物があるのか、お店の同僚に聞いてみました。
「花とか~、お菓子とか~、何でも~」と言った回答が…。
特に代表的な贈り物は無いようですね。
さらに話していると、修業中のパティシエ達は若い時(10代半ば)から家族と離れて生活している事が多いので、「実家に帰って顔を見せること事が一番のプレゼントだよ!」と言う同僚もいました。

実は私は、5/28にパリに行く予定をしていてTGV(フランスの高速鉄道)のチケットを予約しようとしていたのですが、1週間前にはチケットはほぼ売り切れでした。 やっと見つけた列車も席がなく立ち乗り状態でした…。

やはりこの日は皆、母の元へ駆け付けるのか・・・と遠く離れた日本に住む母の事を思い出し、ちょっと切ない「母の日」を過ごしました。

気持ちを切り替えて、この時期にフランスではどんなお菓子が販売されているかをご紹介します!!

 

「母の日」のお菓子はハートでいっぱい


この時期のパティスリーは店舗装飾に赤いハートを使い、ハートの形状のお菓子を販売している所が多く、今日はバレンタインデーだったっけ?と勘違いする雰囲気です。

フランスではバレンタインよりも「母の日」の方が、ハートが派手に使われています。

私が働いているお店”フレッソン”のショーウインドウ

ディスプレイや進物の箱も全てがハート型にされていて日本のバレンタイン時期に訪問したかの様な賑わいになっています。

イベントとしてもパック(復活祭)の次に大きな祝日で、私の働いている店でも朝2時出勤する程の意気込みでした。

お店で販売していた、「母の日」用のアントルメ

ケーキのショーケースもハートでいっぱい。 ケーキの上には専用の飾りなどもあります。

この時期に食べられる特定の料理やお菓子は無いそうですが、フランスのパティスリー界では、ノエル、年末年始、パック(復活祭)の次に来るビックイベントが「母の日」のようです。

そしてこの後ノエルまでは落ち着いた時期が続くというのも、日本と一緒ではないでしょうか。

今回、フランスと日本の「母の日」の違いを私も色々と調べてみましたが、国は違っても母への感謝の気持ちは変わらないんですね。 いつも私を陰ながら支えてくれている母に改めて感謝しないと。

“岸さん”レポートありがとうございました。 次回パティシエ通信Vol.4もお楽しみに。

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