2017.10.10

ミラベル祭に潜入【パティシエ通信Vol.4(後編)】

ミラベルの収穫を祝うミラベル祭に行ってみました!!

今回のパティシエ通信Vol.4(後編)は、
フランス・ジャルニー在住のパティシエール”岸さん”より、パティシエ通信Vol.4(前編)で一番のお気に入りのフルーツとしてご紹介いただきました「ミラベル」の産地に出向かれた際のレポートをしていただきました。

それでは”岸さん”宜しくお願いします。

 

「ミラベル」の産地へ


今回は、私がパティシエ通信Vol.4(前編)でご紹介しました「ミラベル」というフルーツの産地であるフランスのメッスに出向き、そこで開催されている“ミラベル祭”に行ってきましたので、そのお祭りについてご紹介します。

前編でも記載しましたが、メッスは「ミラベル」の産地として有名な所です。

私がこのフルーツが好きと言う事で、同僚と話をしていた所、 「ミラベルが好きなら、”ミラベル祭”というお祭りがあるから行ってみたら?」 と気になる情報を教えてくれました。

 

「ミラベル」盛りだくさんミラベル祭


情報を教えてくれた同僚を連れ出し、その週末にジャルニーから電車で40分かけてお祭りに行ってきました。

“ミラベル祭”とは??
毎年8月末にロレーヌの地方都市メッス(Metz)で行われる 「フェット・ドゥ・ラ・ミラベル Fêtes de la Mirabelle(ミラベル祭り)」 は、限られた期間しか味わえない「ミラベル」の収穫をお祝いするお祭りなんですよ。

お祭りの開催期間は長く、 今年は8月19日(土曜日)から27日(日曜日)まで開催されていました。
期間中は、毎日バンドの演奏やダンス、花火が日替わりで行われ、屋台などもありました。

お祭り会場以外でもミラベルに関連するイベントが開催されており、「ミラベル」一色!! という感じになります。

私は最終日の27日に行きましたが、想像以上に賑やかなお祭りで、最終日という事もありパレードも開催され楽しい時間を過ごせました。

では早速お祭りの雰囲気を写真と共にお伝えしますね。

会場入り口(次の写真) を通り早速私が向かったのは、フードエリア!! まずは腹ごしらえです 笑

流石「ミラベル祭」!! フードエリアのメニューも「ミラベル」一色!!

ミラベルのタルト

ビール(写真左) グラス(アイス)(写真右)

どのフードも「ミラベル」が使用されていましたよ。
ご紹介したのはほんの一部で、その他にも様々なフードが販売されていました。

私も実際にフードエリアで色々購入して食べてみました!!

それぞれ食べた感想は、

●タルト
焼くことによってジューシーで甘味が増した「ミラベル」とサックリと香ばしいブリゼが素晴らしいコンビネーションでした。

●ケイク
私がこの会場で色々食べた中で一番美味しいと思ったのは「ミラベル」ケイクでした。
アーモンドプードルを贅沢に使ったしっとりとした食感のケイクで、一緒に焼かれた「ミラベル」のみずみずしくフルーティーな味わいが、ケイク生地を重たくさせず、飽きさせない味でした。

●ミラベルビール
「ミラベル」のシロップをビールで割ったもので、甘みがあり「ミラベル」の味がしっかりしていました。
非常に飲みやすいビールで、飲みすぎ注意です!!

●グラス(アイス)
ソルベではなくグラスにされており、「ミラベル」がミルキーな味わいになって優しい口当たりでした。

腹ごしらえも終わり、次は最終日に行われているパレードを見に行ってみました。
パレードが行われているエリアでは仮装をした方が多く、そこには日本人の私が反応してしまう仮装が...

そうです、日本人の方ならご存知の日本のアニメのキャラクターの仮装をしている集団が...
まさかフランスで見るとは思わなかったです。
正直仮装の精度は低かったですが、皆さんとても楽しそうでした。

そして、楽しそうな曲と共に、パレードが始まりました。
パレードは、 有名な映画の主人公やキャラクターに仮装した大人や子供がいたり、 お花を使って映画のワンシーンを表現していました。

パレードの最後には、ミスミラベルの女性達が前を通り終了しました。

お祭りの興奮も冷めやらぬまま、私は会場を後に帰路につきました。

このお祭りを見に行ったのは初めてでしたが、非常にいい経験ができました。
フランスに来て、 日本でフレッシュな状態で使う事ができなかったフルーツを使えるだけでも嬉しいのに、 さらに名産地に訪れ現地でしか味わえない料理やお菓子・飲み物にも出会え、 生産者や現地の方の熱い思いが伝わってきました。

これから「ミラベル」を使ってお菓子を作る際は、より気持ちを込めて製作に臨めそうです。

また来年の春から夏にかけてフルーツが最盛期を迎えます、皆さんもその時季にフランスに来られる機会があれば、是非旬のフルーツや文化に触れてみてくださいね。

“岸さん”レポートありがとうございました。 次回パティシエ通信Vol.5もお楽しみに。

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