2023/12/06

ユーロカーブワインセラーで紡ぐ極上のひとときを。ドイツとオーストリアの調和「ブラウアーエンゲル」

有名私立大学や大使館などが集まる都内の中心地、市ヶ谷の街に、ドイツ料理と日本では珍しいオーストリア料理を提供するお店がある。

お店の名前は『Blauer Engel(ブラウアーエンゲル)』。
ドイツ語で『青い天使』を意味する。
ドイツとオーストリアの国旗が掲げられた入口から階段を下りて半地下の店内に入ると、一枚板の立派なカウンターとワインセラーが目に飛び込んでくる。

カウンターがメインの店内では、視覚で楽しむ料理の美しさだけでなく、調理過程の臨場感やシェフとの会話も楽しめる。

素敵な雰囲気の店内で、店主の山口シェフにお話を聞いた。

Boulangerie ADACHI(ブーランジェリーアダチ) オーナーシェフ 足立恵太 氏Blauer Engel(ブラウアーエンゲル)
オーナーシェフ・ソムリエ
山口 雅鷹(やまぐち まさたか) 氏

▼Profile
父親がドイツ製機械の輸入業を営んでいた影響で幼少期からドイツに興味を持つ。渡独した際に食べたドイツ料理に感銘を受け、自身のドイツ料理店を開きたいと決意。
日本地ビール協会が実施している ビールのソムリエ資格「ビアテイスター」やドイツワイン・ドイツ文化の啓発を目的とした資格「ドイツワインケナー」を取得後、「ワインソムリエ」の資格も取得し、ドイツ・オーストリア料理を展開する「ブラウアーエンゲル」を2023年6月にオープン。

ソーセージだけでなはい、ドイツ・オーストリア料理の奥深さ


日本人がイメージするドイツ料理といえば『ソーセージ』ではないだろうか。
しかし、ブラウアーエンゲルのメニューを見るとソーセージの記載がない。

「日本では一般的なイメージとして定着しているんですが、ドイツでは、ソーセージは屋台やお肉屋さんで買って食べるもので、レストランの夜のディナーで食べに行くことはしないんです」と教えてくれた。

フランス料理やイタリア料理のような、日本で人気が高い国の料理とは異なり、ドイツ料理は本来の料理文化がまだ浸透していないように感じる。
ソーセージ以外でも美味しいドイツ料理はたくさんあるため、『まだまだ日本では知られていない、ドイツと隣国のオーストリア文化圏の料理を本当の文化とともに紹介』をコンセプトにお店を構えている。

イメージにとらわれない、本来の料理を提供したいという山口シェフからドイツ・オーストリア料理への愛が感じられる。

店内には、ドイツとオーストリアの情報紙も並ぶ

▲店内には、ドイツとオーストリアの情報紙も並ぶ

「オーストリア料理って聞くとイメージが湧かない方が多いと思うのですが、首都ウィーンでは、ハプスブルク家が持ち込んだとされる宮廷料理が有名なので、華やかで洗練された料理が多いです。
ただ、田舎に行けば隣国のハンガリーやドイツの要素が入った料理がメジャーで、パプリカが主役のハンガリー発祥の煮込み料理『グーラッシュ』やドイツでも有名な洋風カツレツの『ウィンナー・シュニッツェル』など、煮込み料理や揚げ焼きのような、余計な手が加わらないシンプルな調理法のものが多いです」

左からアイスバイン、前菜の盛り合わせ、ドイツパン、ワイン(白・赤)

▲左からアイスバイン、前菜の盛り合わせ、ドイツパン、ワイン(白・赤)

お店で提供されるメニューの一部を紹介してもらった。
ブラウアーエンゲルのドイツ・オーストリア料理は、日本の旬を意識した『前菜の盛り合わせ』、『仔羊スネのアイスバイン仕立て(ラムバイン)』や、山口シェフの息子さんとともに作る自家製のプレッツェルをはじめとした本格的なドイツパンなど。

旬を意識した前菜は、見た目も美しく、彩りが豊かで目で見ていても楽しいのはヨーロッパ料理ならではの感性なのだろう。

カウンターからは調理風景も見て楽しめる

▲カウンターからは調理風景も見て楽しめる

アイスバインはドイツで定番の家庭料理で、香味野菜とともに数時間煮込んだラム肉は、口に入れた瞬間にホロホロとほどける。
付け合わせのザワークラウト(キャベツの漬物)とマスタードが相性抜群で味変をしながらいろいろな食べ方を楽しめる。

そして、幅広いアルコールドリンクのラインナップから、料理に合うものを提案してくれる。

山口シェフこだわりのお酒のラインナップ

▲山口シェフこだわりのお酒のラインナップ

料理とアルコールドリンクのマッチング提案は、ワインソムリエやドイツワインケナー、ビアテイスターの資格を持つ山口シェフだからこその強みとも言えるだろう。

「一目ぼれ」から購入へ。ワインセラー選びのポイント


店内でひときわ目立つのが、ユーロカーブ社のワインセラー『D-Pure-L-2P-PTH』。

ユーロカーブ社
ワインセラー『D-Pure-L-2P-PTH』商品の詳細はこちら

山口シェフこだわりの料理と合わせる選りすぐりのお酒がセラーの中に並んでいる。
購入の決め手を聞いてみると「一目ぼれ」だったと山口シェフは語る。

「お店を開店するにあたり、ワインセラーは欲しいな、とずっと購入を考えていました。
百貨店や展示会などたくさん見たのですが、どれにしようか悩んでいるときに、ずっとお世話になっていた方に『ぜひ見た方がいいです!』とユーロカーブを紹介されました。
さっそく、日仏商事のショールームを見に行ったときに外観のカッコよさに一目ぼれし、購入を決めました」

続いて、実際に使ってみて感じたユーロカーブワインセラーの気に入っているところを話してもらった。

ワインセラーについて話す山口シェフ

▲ワインセラーについて話す山口シェフ

「上下の2つのコンパートメント(保管庫)でそれぞれ個別に温度調節ができるところが 気に入っています。ユーロカーブのワインセラー1台で保管温度帯が2段階(5℃~11℃と15℃~20℃)で調整できるので、適した温度でボトルを管理できるので助かっています。
あまり広いお店ではなく、冷蔵庫にも限りがあるので、省スペースで管理できるのも嬉しいです」

お酒を豊富に取りそろえるからこそ、美味しい状態で楽しんでもらいたいという山口シェフの想いが伝わってくる。

ユーロカーブの活用で狭いスペースでも機能性とデザイン性を両立


シェフ兼ソムリエの山口シェフだからできる、季節を感じさせるドイツ・オーストリア料理とお酒の最高ペアリングを提供する名店『Blauer Engel(ブラウアーエンゲル)』。
そんな第一線でユーロカーブが活躍しているのを見て素直にとても嬉しく感じたのが最初の感想だ。

都内にある小さなスペースのお店だからこそ、デザイン面と機能面の両面を叶えてくれるユーロカーブ。これからもいろいろな採用事例をご紹介していきたい。

取材協力


ドイツ・オーストリア料理 Blauer Engel(ブラウアーエンゲル)
住所:東京都千代田区三番町18-19 アルテビル地下1階(地図はこちら
電話:03-6826-9856
営業時間:月~金: 17:30~23:00 土: 15:00~21:00
定休日:日曜日、祝日
公式HP:https://blauerengel.owst.jp/
公式X(旧Twitter):https://twitter.com/BlauerEngel2023
公式Instagram:https://www.instagram.com/blauerengelbancho/

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