パティスリー必見!「品質と効率」の両立を実現します【2019モバックショウレポート】

2月20(水)~2019年2月23日(土)の4日間、幕張メッセで開催された「2019モバックショウ(第26回国際製パン製菓関連産業展)」。
今回は、弊社ブース内「パティスリーエリア」のご紹介をします。
▼エリアトピックス
・製菓機械の展示
・製菓材料(新商品・リニューアル商品の紹介)
・デモンストレーション(ダロワイヨジャポン中野シェフによる『品質と効率の両立』を紹介)
このエリアでは「品質と効率」の両立がテーマとなっており、それに沿った製菓機械の紹介材料提案を行いました。
また中野シェフのデモンストレーションでも、製造時の生産の効率化をテーマに最適な機械の紹介がされていました。
製菓機械の展示
「品質と効率」の両立をテーマに、実演を行いながら機械の展示を行いました。
展示された機械は、
多品種製造が可能なデポジッター エスピーエスアイ(SPSI)社の「GM400」
高水圧ジェット技術を用いたイドロプロセス(HYDROPROCESS)社のウォータージェットカッター「シェフカット」をメインに展示。
これらの機械は、同エリアで行われたダロワイヨジャポンの中野シェフが行ったデモンストレーションで詳しく紹介されました。

▲SPSI デポジッターで生地を絞る実演

▲SPSIデポジッターで製造されたお菓子の展示

▲イドロプロセス ウォータージェットカッター「シェフカット」でカットの実演

▲イドロプロセス ウォータージェットカッター「シェフカット」で製造されたお菓子の展示
製菓材料(新商品・リニューアル商品の紹介)
新商品としては、
現存世界最古の蒸留所で製造されたレミーコアントロー(REMY COINTREAU)のラム酒「マウントゲイ」をはじめ、ルクグロフ(LEKOUGLOF)からバターを贅沢に使用したクグロフ型のプティフール、シーエスエム(CSM)からイタリアンメレンゲミックス「ヴェネチアーナ」、グラス アルチザナル フランセーズ トリコロール(GLACES ARTISANALES TRICOLORE FRANÇAISES)から「グラス(アイス)用ベースミックス」などを展示しました。

▲マウントゲイ(ラム酒)

▲「ヴェネチア―ナ」のメレンゲを絞ってクグロフを展示
新商品だけでなく、リニューアル商品もPRしました。
レヴェルジェボワロン(le vergers boiron)からは、定番商品の冷凍フルーツピューレのパッケージがリニューアルされ、今回初のお披露目となった。
新しいパッケージは、3年間の月日をかけ、職人の為に使い勝手の良さを追求されています。
そして、ドゥマール(DEMARLE®)社のフレキシパンもリニューアル。
今後、フレキシパンは「ORIGINE(オリジン)」に分類され、シルフォームは「AIR(エアー)」というカテゴリに、そして今回新カテゴリとして追加された「INSPIRATION(インスピレーション)」は、従来の型に比べてよりエッジの効いた形を実現できることが特徴です。
商品の一部も展示され、手に取って商品を見られているお客様もいました。

▲リニューアルされたフレキシパン

▲リニューアルパッケージの冷凍フルーツピューレ
その他にも、完成品や半製品タイプの商品をリリースしているラ ローズ ノワールは、チョコレートにとことんこだわり製造されたチョコレートシェルや定番のマカロン、ミニコーンなどを展示。
人手不足や生産効率向上が現場の課題となっているだけに、立ち止まって商品を見られる方が非常に多かったです。
デモンストレーション(ダロワイヨジャポン中野シェフ)
■今現場で求められていることは「効率と品質」
効率を重視すると品質が落ちてしまう。でも、品質の高い物を製造したい。
そんな現場の要望に応えるべく、デモンストレーションではダロワイヨジャポンの中野シェフが生産効率を上げなおかつ高品質な商品が製造できる機械を紹介。
デモでは、SPSIのデポジッターを使用し機械の特長なども詳しく説明がありました。
中野シェフ:
全て手作業となると、どうしても全て同じ品質にならない。デポジッターを使用する事で、品質も安定させることができ、作業時間の短縮も可能になります

▲実際にGM400で絞ったメレンゲを片手に機械の特長を紹介

▲デモの間に機械で絞られたメレンゲが、短時間で並んでいく
デポジッターでの生産効率が高い為、30分という短時間のデモンストレーションにも関わらず、どんどんお菓子が仕上げられていく様子は圧巻でした。
今回は、レヴェルジェボワロンの冷凍フルーツピューレや新商品のマウントゲイ(ラム酒)も使用されていました。

▲仕上げを行う中野シェフ

▲デモンストレーションで作られたパヴロヴァ
製菓・製パン関係なく「働き方」・「人手不足」などの課題は共通して言えます。
それを、機械で解決するか、材料で解決するかまたは他の方法で解決するか。
パティスリーエリアでは、製造機械を上手く活用した提案がされていました。
特に生産性の効率と品質を両立させることをメインに紹介し、人手不足や技術者不足でも、
オペレーション次第で上手く現場をまわせることがデモンストレーションからも伝わってきました。
それだけでなく、完成品や半製品も上手く活用することも現場の課題を解決するポイントになるのでは
ないでしょうか。
もし、現場で同様の課題で悩んでいる方はぜひ日仏商事までご連絡ください。
▼関連ページ
◎SPSIの各商品の詳細はこちらから
商品に関してご不明な点が御座いましたら弊社までお問合せください。
お問い合わせはこちらから