ラ ローズ ノワール アルティザンブレッドロールシリーズ
ラ ローズ ノワールはタルトシェル、マカロンなどのパティスリー製品でよく知られていますが、ほかにも様々なパンやヴィエノワズリーを展開しています。
弊社で取り扱っているアルティザンブレッドロールはタルトシェル同様、材料にこだわり、手作業ならではの仕上がりで、世界中の一流ホテル・星付きレストランでご使用いただいています。簡単に特徴をご紹介します。
材料へのこだわり
ラ ローズ ノワールの輸出用製品を製造しているフィリピン工場は、首都マニラの北100㎞程にあるクラーク経済特区にあります。その地域の特性を生かし、ラ ローズ ノワールは世界中の厳選された原材料を自社で独自に輸入し、風味豊かな製品を作っています。
パン作りで最も大切な小麦粉はフランスから輸入されています。フランスの製粉会社に特注した小麦粉は、アルティザンブレッドロールにしっかりとした小麦の味わいを与えてくれます。(※今年のヨーロッパでの政情により、一時フィリピン国内産小麦粉が使用された時期がありましたが、現在はすべてフランス産小麦粉で製造されています。)
ラインナップは、現在5種類。中でも「ライタバチエール」と「プチヴドワ」は今年新発売になったばかりの商品です。
製法のこだわり
タルトシェル同様、伝統的な製法へのこだわりから、アルティザンブレッドロールもすべて手作業で成形されています。食感をもっちりさせるため、非常に水分量の多い柔らかい生地となっており、丁寧な扱いが必要とされます。ミニバゲットのような伝統的なフランスパンの形状はもちろん、ミニブッシュについても手作業で計量され、成形後、丁寧にフレキシパンエアー(旧シルフォーム)に入れて焼成されます。
特に新製品の「ライタバチエール」はヨーロッパでもあまり目にすることのなくなったスタイルですが、プチパンのサイズで作るには熟練した職人だからこそ可能な成形技術と言えます。
また、生地にサワー種を使い、28℃のホイロでゆっくりと発酵させています。製造効率を第一とせず、伝統的な方法でクオリティを追求するのは創業者ジェラール・デュボワ氏のこだわりです。
おすすめの解凍・焼成方法
メーカーが推奨するリベイク方法は、
①冷凍庫から出し、常温で45分~1時間解凍。
②220~240℃のオーブンで蒸気を入れて(もしくは霧吹きで水を吹きかけて)、1分ほど温めなおす。
となっています。この方法なら誰でも失敗なく解凍・リベイクが可能です。
ですが、アルティザンブレッドロールのクオリティを更に引き出すために、弊社研究開発課がおすすめするのは、
①冷凍されたまま220~240℃のオーブンで4分ほど焼成。
②そのまま常温に置き、余熱で芯まで解凍させる。という方法です。この方法は冷凍の状態やお使いのオーブンによって違いが出るので何度かテストする必要がありますが、パン内部のしっとり感と表面のパリパリした食感のコントラストが強調され、とても美味しく 仕上がります。
ラ ローズ ノワールのアルティザンブレッドロールは一流レストランで提供されるプチパンとしても、ケータリングやテイクアウトのサンドイッチやフィンガーフードにもさまざまにお使いいただけます。ぜひ一度お試し下さい。