季節に合わせたサヴァランを作ってみませんか?
《第2回》
季節のサヴァランに合わせて、お酒とフレーバーの組み合わせをご紹介
お酒を使ったお菓子、季節のサヴァランはいかがでしょうか?
第2弾はこれからの時期におすすめの苺、ショコラ、そして抹茶を使用したサヴァランのご提案です。
冬のサヴァラン4種(サヴァランオフレーズ/ サヴァラン オ フランボワーズ/ サヴァラン オ フランボワーズ”XO”/ サヴァラン オ 抹茶)
①サヴァラン オ フレーズ
イチゴと≪ジャコベール キルシュ48°≫の組み合わせ。苺の甘み、酸味を引き立てるものとしてキルシュは欠かせません。
今回のレシピに使用するピューレはフルーツ100%です。加糖していないため、苺本来の風味をストレートに表現できます。キルシュを組み合わせることで、さらに苺の風味が引き立ちます。
サヴァランですのでお酒の添加量は多めで、苺を引き立てつつ、キルシュを主張するレシピとなっております。
レシピのポイントはシャンティイのグラニュー糖の添加量を減らしたことです。より苺とキルシュを感じていただけると思います。
こちらの構成はプレーンなサヴァラン生地にピューレフレーズとキルシュ48°を使用したシロップとシャンティになります。
フランス、アルザス地方のキルシュ。厳選されたチェリーだけを使って蒸留した製菓・製パン市場向けのキルシュです。
1874年から100年以上続くオー・ド・ヴィー作りの歴史がジャコベールの品質を支えています。
苺、グリオット、ショコラ、乳製品、カスタードクリーム、フルーツのコンポートと相性が抜群です。
②サヴァラン オ フランボワーズ
冬といえば、ショコラに合うフレーバーで欠かせないものとしてあがるのはフランボワーズではないでしょうか?
フランボワーズをより引き立たせるジャコベール オードヴィーフランボワーズ45°を使用してフランボワーズ×ショコラのサヴァランで表現してみました。
構成はサヴァラン生地にはココアパウダーを使用したパータサヴァランショコラ、ピューレフランボワーズ、オードヴィーフランボワーズを使用したシロップ、シャンティイになります。
よりフレーバーとお酒を感じていただくため、シンプルな構成にしています。
130年以上の歴史を誇るジャコベールは、厳選されたフランボワーズをアルコールに漬けこんで蒸留した後、しっかりと熟成された状態でボトリングしています。
フルーツの持つ上品な華やかさを生かしつつ、すっきりとしたキレのある味わいを感じていただけます。
フランボワーズ系のムースに使用することで香りをふわっと立たせることができ、ビター系のショコラに使用することで上品な香りづけが可能です。
③サヴァラン オ フランボワーズ“XO”
ショコラ×フランボワーズのアレンジをご紹介します。
こちらのレシピはサンレミ―XO(参考商品)のブランデーを使用したレシピになります。ブランデーの力強さがショコラ×フランボワーズをより引き立たせます。
構成はパータサヴァランショコラ、ピューレフランボワーズとサンレミ―XOのシロップ、サンレミ―XOを使用したシャンティショコラになります。
ブランデーを使用したことで一歩進んだ大人のサヴァランになっています。
【サンレミ―XO】(参考品)
原料はフランス産のみのブドウを使用しています。
フレンチ―オークの木樽の中で丁寧に熟成され、鮮やかな琥珀色になり卓越した香りを放つブランデーです。完熟したフルーツとバニラや蜂蜜の香り、アプリコットコンフィのようなアロマ、デーツのスパイシーな味わいからは繊細さと同時に力強さを感じていただけます。
ショコラ、レーズン、オレンジピール、ナッツ、マロン、バナナ、ガナッシュ、ムース、付け込みフルーツなどとの相性は抜群です。
④サヴァラン オ 抹茶
これまではピューレを使用したサヴァランをご紹介してきましたが、ここでは抹茶を使用したサヴァランをご提案いたします。
抹茶と組み合わせるフレーバーというと、やはり和の素材をイメージすると思いますが、今回は抹茶×オレンジという、オレンジリキュールのコアントロー54°を使用した新しい組み合わせをご紹介いたします。
抹茶の苦味、深みを、コアントロー54°の爽やかな香り、風味が引き立ててくれます。
エッセンシャルオイルが同製品は40°の8倍も多く配分されています。少量の添加でもしっかりとしたオレンジの香り付けが可能なため製菓・製パンユーザー様向けにおすすめの商品です。
ショコラ、柑橘類(オレンジ、ライムなど)、乳製品(生クリーム、チーズ)、カスタードクリーム、ガナッシュ、オレンジピール、フルーツジュレ、餡子などとも相性はいいです。