あなたの想像力を刺激する超高圧の水で食品をカットする「シェフカット」とはどんな機械?

製菓製パンの製造業界では、長年、人手不足や労働環境改善が大きな課題として挙げられてきました。
「生産性を高めたいが人手不足。業務の効率を上げる方法が分からない」
「オリジナル商品を作って他社との差別化を図りたいけれど、どうすれば?」
これらの課題にお悩みの方はいらっしゃいませんか?
そんな課題を解決するために、ぜひ導入していただきたいのが『シェフカット』です。
今回は、シェフカットの特長と導入によるメリットをご紹介します。
「シェフカット」とは

フランスのイドロプロセス社が手掛ける、食品用の高水圧ウォータージェットカッターです。
30年以上にわたる技術革新と経験を基に、培ってきたノウハウから、作り手のイメージを完璧に再現し、手作業では難しいような多様なカットを正確に実現します。
シェフカットの3つの特長
➀多様な食品に対応可能で「作業効率化」にも最適
シェフカットは、あらゆる食材のカットに対応しています。
たとえば、チョコレートや生ケーキ、ナッツやドライフルーツが入ったヌガーなどの硬いものから、ギモーブなどのやわらかいものまで、製品の特性に合わせてカット速度を調整でき、手作業では難しい繊細なデザインでも製品が欠けることなくカットできます。


水を利用してカットをするこの機械ですが、サブレのように水による影響を受けやすい焼き菓子でも、高水圧カットすることで、ダメージを少なくカットすることが可能です。
カットの最大サイズはW600mm×D400mm×H90mmです。
今まで手作業で行っていたスポンジケーキの丸抜きやパウンドケーキのスライスなどの作業も、効率的かつ均一で失敗がなく、美しい仕上がりを実現します。手作業では難しいカットだけでなく、このような単純なカットの場合でも製造現場で活躍してくれます。
➁基本的なデザインだけではなく店舗オリジナルのデザインが登録可能で、「他店との差別化」にも
シェフカット本体には、数十種類のデザインデータが初期登録されています。四角や丸、ハートといった基本デザインから、クリスマスツリーや雪の結晶といった季節性のデザインまで、多彩なバリエーションを揃えています。


もちろん、お客様が独自で作成されたデザインもカットできます。
シェフカットをご購入いただくと、専用のデザイン設計ツール CADソフト(シェフカットオフィス)を無償提供いたします。
お店のロゴや季節に合わせたオリジナルデザインなど、お客様が独自で作成されたデザインデータは、Wi-fiやUSBメモリを通じてシェフカットに直接取り込みができます。
一度登録したデザインはシェフカットに保存され、何度でもご使用いただけます。基本のデータを登録して、シーズンごとにそのデータを流用したデザインを登録すれば、可能性は無限大です。
※シェフカットオフィスについては、また別の記事でご紹介する予定です。
③タッチパネル操作で「生産性の向上」。使用後の清掃も簡単
シェフカットの操作はすべて日本語対応のタッチパネルのため、直感的に作業がしやすく、サイズは1mm単位で調整可能なので、微調整も容易です。
カットするデザインが決まったらシェフカットが設定したサイズに合わせて取数を自動計算します。
ロスを最小限に収める技術を搭載しているため、歩留まりよくカットでき、食材の無駄を減らします。
ダストボックスは正面に設置されており、カット後の水を受ける管やフィルターを取り外しやすい設計で、簡単に清掃ができます。
皆さまもシェフカットを使ってお菓子の可能性を広げてみませんか?
シェフカットのカタログと単品図は以下のボタンよりご確認いただけます。
次回はパティスリーでのシェフカットの導入事例をご紹介します。
導入のきっかけや現在の活用方法など、お届けいたします。ぜひお楽しみに!
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