【展示会出展レポート】FOOMA JAPAN 2024に出展しました

日仏商事株式会社は2024年6月4日（火）から7日（金）まで、東京ビッグサイトで開催された「FOOMA JAPAN 2024」に出展いたしました。

今年のテーマは「Breakthrough FOOMA」で、以下のブランドの機械製品を展示しました。

イドロプロセス社の『シェフカット』
サヴィゴワゾー社の『エンローバー GOLD1/CRYSTAL185』と『ワンショットデポジッター ONE CHOC5』
スタティステンパリング社の『マジックテンパー 5-K/MT-α』
ボンガード社の『パネオトラッド』『デッキオーブン』『新型スパイラルミキサー』

4日間にわたり、多くの来場者が弊社ブースに足を運んでくださいました。特に、ウォーターカッター『シェフカット』は、高水圧ジェット技術を用いた手作業では難しい型抜きを実現し、来場者から大きな注目を集めました。なかでも、チョコレート製品の製造をより効率的にするための機械として、多くの方にご興味を持っていただきました。サヴィゴワゾー社の製品は、面倒なテンパリングと手間のかかるコーティングを1台で完了できる『GOLD1』や、多様な用途に対応する『ONE CHOC5』を展示し、ショコラティエやパティスリー業界の方々から高い評価を受けました。スタティステンパリング社の『マジックテンパー』も、その革新的な機能で多くの関心を引きました。来場者との交流を通じて、新たなビジネスチャンスを見出し、業界における弊社の存在感を高めることができたと自負しております。今後も、このような機会を通じて、業界の発展に貢献していきたいと考えております。

高水圧ジェット技術で食材を切る『シェフカット』の真価とは

今回展示した機械の中でイチオシ商品である、ウォーターカッター『シェフカット』。
高圧の水で食材をカットする機械です。

操作パネルはタッチパネル方式で日本語対応済みです。

直線のカットはもちろん、ノズルアームと台座が縦横に動作し曲線や複雑な模様もカットできます。初期状態で入っている数十種類のデザインパターンのほか、CADやイラストレーターで作成したオリジナルデータを読み込ますことも可能です。

パソコンで編集したデザインをシェフカットにインポート

即興でデータを取り込み、その場でカットする実演も

また、カット面は美しく繊細で、シェフのクリエイティビティを刺激します。

上の写真は、やもりの形にカットしたお菓子です。指の一本一本まできれいにくりぬかれた仕上がりを見て、来場者からは感嘆の声が漏れました。

失敗しない導入極意
シェフカットを使って成功しているユーザーとは、弊社担当者が語る導入極意。

実は効率化。効率化で導入コストを回収しつつ、余力で他店との差別化を図る。
その黄金比は7:3。直線のカットなどの単純作業は速さと正確性において、人間のそれとは比較にならないことは自明の理。ケーキのカットなど定型作業やルーティンをシェフカットに任せ、浮いたリソースを別作業に割り当てて効率化し、デザイン制作などは余力で行うようなパワーバランス(力量配分)が大事と担当者は熱弁をふるっていました。

円安の折、決して安価とは言えない機材を導入するのだからコスト回収は最優先に考えるのが賢明。機械のアイドルタイムを極力削減させるワークフローを設計し、フル稼働させることでコスト回収の早期化を促進させられます。弊社は多数の導入実績ありますので、そのご相談も含めお問い合わせください。

ひとたび実演が始まると、ご覧の通り黒山の人だかり。関心の高さが窺えます。