2021/04/30

バゲットコンクール1位の味を日本へ。フランス本店と同じ味を提供できる理由はオーブンにあった。

ル・グルニエ・ア・パン エキュートエディション 飯田橋店 店長 青木 隆氏

こんにちは!
パリのバゲットコンクールで1位を獲得したことで有名なフランスの名店、「ル・グルニエ・ア・パン」が2020年8月に東京・飯田橋に開店!
日本で4店目となるこの店舗に、この度ボンガード社の新型オーブン、オリオンEvOをご導入いただきました。
そこで今回は、ル・グルニエ・ア・パン飯田橋店の店長、青木さんにオリオンEvOの魅力についてお話しを伺いました。

 

ル・グルニエ・ア・パン エキュートエディション 飯田橋店 店長 青木 隆氏

ル・グルニエ・ア・パン
エキュートエディション 飯田橋店 店長
青木 隆氏

▼Profile
専門学校を卒業後3年ほどパティシエとして勤務。
後に地元茨城のパン屋に勤務し、東京に上京後シェリュイ(現在の会社)で勤務ののち、ル・グルニエ・ア・パン配属。麹町店での勤務後、エキュートエディション飯田橋店はオープンから携わり、店長としてお店をまとめる。

⁻お店の紹介をお願いいたします
2020年の8月に第4号店となるエキュートエディション飯田橋店がオープンしました。
オフィスが多いJR飯田橋駅西口直結のため、平日はビジネスパーソンの方が多く来店されます。
パンはスクラッチで店内で製造しています。
おすすめのパンは、バゲットコンクールで1位を獲得したバゲットです。
また、ハード系のパンやクロワッサン、菓子パンや総菜パン、サンドイッチ、ケーキなどバラエティ豊かに取り揃えています。

バゲットコンクールで1位になったバゲット
▲バゲットコンクールで1位になったバゲット
ル・グルニエ・ア・パンのショーケースにはケーキも並ぶ
▲ショーケースにはケーキも並ぶ

お店にはイートインスペースがあり、購入していただいたパンやケーキを食べていただけるようになっています。

ル・グルニエ・ア・パン イートインスペースも完備

▲イートインスペースも完備

ル・グルニエ・ア・パン店内
▲店内には数多くのパンが並ぶ
ル・グルニエ・ア・パン店内
▲サバトン社のジャムやゲランドの塩なども販売

フランスの本店と同じオーブンを使い、本場の味を日本でも


⁻ボンガードのオーブンを採用された理由を教えてください
フランスの本店ではボンガードオーブンを採用しており、日本に出店する際もフランス同様、ボンガードオーブンを採用したいという社長のこだわりで導入が決まりました。

ル・グルニエ・ア・パン ボンガード社のオーブン、オリオンEvO
⁻ボンガードのオーブンで焼成しているパンはどのくらいありますか
バゲットなどのハード系のパンや、メロンパンや食パンなどのソフトな食感のパンはすべてボンガードのオーブンで焼成しています。
焼いている種類は80種ほどです。

ボンガードオーブンの”ある機能”にとても驚きました


⁻ボンガードオーブンを使用して感じる機能面の良さはありますか
良い機能はたくさんありますが、特に蓄熱とスチームの機能に魅力を感じています。

蓄熱の良さ
窯の中にスレット板と蓄熱効果のある電熱線がびっしりと入っているため、窯内の温度が下がりにくいのはとても良いと思います。
また、1日に多くの種類のパンを焼成するため、温度のキープ時間が長いのはとても助かっています。

スチーム機能
スチーム(蒸気)の出がすごく良いです。
スチームにより、パン生地の窯伸びがとても良くなり、フランス特有の冷蔵生地にとても向いていると感じました。
また、全段一気にスチームを出しても枯渇しないのにはとても驚きました。
一般のオーブンであれば、一気にスチームを出すと次のパンを焼成する際にスチームの出が悪くなったり、支障をきたす場合が多いのですが、ボンガードに関しては全くなく追加蒸気も可能で私の中ではイチオシの機能です。

ル・グルニエ・ア・パン エキュートエディション 飯田橋店 店長 青木 隆氏

⁻オリオンEvOはタッチパネルの進化というのが特徴としてありますが、実際使ってみていかがですか?
タッチパネルの機能はとてもいいです。
操作性と反応もいいのでストレスなく使っています。
今の時代、スマートフォンが主流になっているので、特に若い方はスマートフォンと同じ感覚ですぐ操作に慣れるのではないでしょうか。
細かい設定に慣れれば、様々な調整にもトライできると思い、これからもこのオーブンでパンを焼くのが楽しみです。
まずは一番このオーブンで気に入っているスチーム量の調整を色々試してみて、窯伸びの度合いを微調整してみたいと考えています。

⁻ボンガードオーブンの設置場所の効果はありますか
オーブンは売り場から見える位置に設置しています。
バゲットなどの窯入れの際にはとても目を引く為、お客様へ良いパフォーマンスになっています。
窯の中で焼きあがる様子や焼きたてのパンの香りなど、店内で販売しているパンが出来上がる様子をお客様に身近に感じていただけるので商品のアピールにも繋がり購買意欲を掻き立ててくれていると思います。

 

ル・グルニエ・ア・パンレジ横からオーブンが見える

▲レジ横からオーブンが見えるため、購入者へのパフォーマンスになるという

⁻最後に、導入を検討している方へのアドバイスはありますか
パンを作っていて、生地は理想通りなのに、焼成では窯伸びをしてくれないと悩んでいる方はぜひ、ボンガードのオーブンを試してみてほしいです。
きっと、スチームの強いボンガードオーブンなら、納得のいくパンに近づくのではないかと思います。
また、見た目のパフォーマンスの良さや、機能面、自分のお店に合わせて焼成室の数を3~6段まで選べる点など、ボンガードオーブンを選ぶ利点は多いと思います。

編集後記


都内で4店舗目となるル・グルニエ・ア・パンさんにお伺いしました。
フランス本店の味を日本で提供できる理由として、弊社のボンガードオーブンが一役買っているということを伺うことができ、とてもうれしく感じました。
この記事を通して、オーブンの選定に迷われている方のお力になれれば幸いです。

取材協力


ル・グルニエ・ア・パン エキュートディション飯田橋店

ル・グルニエ・ア・パン エキュートディション飯田橋店
住所:東京都千代田区飯田橋4-17-27 エキュートディション飯田橋 1F (GoogleMapで見る
TEL:03-6261-0505
営業時間:[月~金]8:00~21:00[土・日・祝]9:00~20:00
定休日:不定休
※この記事は2021年2月に取材した内容になります

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