2020/08/26

地方で運営しているお店特集!都心にはない良さが地方にある

本マガジン記事では、様々なお店の取材をして来ましたが、そのほとんどが都心近くにあるお店です。
それもそのはず、取材人が兵庫県(神戸市)か東京都(渋谷区)に在籍しているからです。

そんな中、まだまだ数は少ないですが地方に遠征をし取材をしてきました。
取材をしていると分かった、地方ならではの強みや、その地域限定の習慣に沿った商品、そしてその土地で頑張
るオーナーさんのパワーに触れるいい機会になりました。

という事で、今回は、地方のお店特集です。

 

目次


☞山形市にフレンチを広めたい!本格フレンチ店がなかったエリアにフレンチを広める熱き男とは

☞島根県松江市民が好むハード系パンが人気のお店で人気なのは何故かあんぱん!?それには島根のある風習が関係していた

☞レストランやホテルで働いた努力家のシェフが選択した開業場所は都心から離れた豊岡だった

 

山形市にフレンチを広めたい!本格フレンチ店がなかったエリアにフレンチを広める熱き男とは


取材が決まって出向いたお店は、山形県山形市にある「レストラン パ・マル」。
お店に入ってガタイの良い強面のシェフと目が合った瞬間、何もしてないのに何故か怒られる!と思ったのは裏話。
そんなシェフが、フレンチで大切にしていたことは、「おもてなし」。
その「おもてなし」に欠かせないのが、シェフが得意とするアミューズ。
アミューズに始まり、前菜、メインと続きそしてデザートと、どのお料理も独創性とインパクトがあり完全にシェフの世界観に取り込まれていることに気づきました。

そんなシェフには、「山形市に本格的なフレンチを広めたい」という強い思いがありました。
あえて都心ではなく、地元の山形を選び、今もなおフレンチの良さを山形で伝えられています。

☞取材記事はこちらから

 

ハード系パンが人気のお店。でも人気なのは何故かあんぱん!?それには島根のある風習が関係していた


島根の観光名所としても有名な松江城。その近くにあるベーカリー「パンタグラフ」に取材に行ってきました。
城下町という事もあり、古くからある老舗の和菓子店も多く、パンのイメージよりも日本文化に沿ったお店が多いと思っていた筆者でしたが、市内を車で走っているとそれとは裏腹に個人店のベーカリーが非常に多く、島根県民はパン好きが多いの??と疑問に思っていました。
そして、数件のベーカリーに立ち寄った時に気になったのが、「法事用のパン予約できます」と書かれたチラシやPOP。
法事用のパン??法事は和菓子じゃないの?もう謎だらけでした。
取材先であるパンタグラフさんのサイトを拝見するとそこにも法事パンの予約受付をされていました。
いざお店で、取材を進めていくと島根のある風習がパンと関連していました。
お店の近くには島根県庁もあり、多くの人がお店で人気のハード系パンやサンドウィッチがどんどん購入されて行くなか、人気パンにランクインしている「あんぱん」。

そのあんぱんが関連している法事パンのルーツについて調べてみました。

☞取材記事はこちらから

 

レストランやホテルで働いた努力家のシェフが選択した開業場所は都心から離れた豊岡だった


兵庫県の神戸市から車で2時間半。
兵庫県の北側に位置する豊岡にフレンチレストラン「レ・ザ・ミ」があります。
なぜ、この地で開業することになったのか、それはシェフの出身が豊岡であったこと、そしてシェフの食材への拘りが関係しています。
日本海に近い事から、新鮮な海鮮がすぐ手に入る、ブランド牛でもある但馬牛があり、そして自然豊かな地で育った野菜。
シェフが、取材中に「野菜・魚介は旅をさせたらダメ!」といわれていた事が今でも記憶に残っています。
都心には都心の良さはありますが、地方には地方の良さがある事を知った取材でした。

シェフのお料理は非常にシンプルでありながら、素材の良さをダイレクトに感じられるものばかりでした。
それはシェフが長年地元の食材を使い、
その素材の良さを熟知しているからではないでしょうか。

弊社のワインと食す、シェフ拘りのお料理がまた食べたくなってきました。

☞取材記事はこちらから

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